どんな恋でも繋いでみせます!

いつの間にか、千崎くんについて熱く喋り倒していたことに言い終わってから気づく。

紗良が驚いた顔で私を見ていて、前のめりになっている自分の体勢を見て、静かに身体を引いた。


なにやってんの、私……。


こんな熱く語るつもりなんてなくて、ただ紗良に千崎くんのいい所を教えて更に後押しするつもりで千崎くんの話題を振っただけだったのに。

これじゃ、まるで私が千崎くんを好きだって断言しているようなものだ。



「……って、友達として、思うなぁ、って」



なんとか上手く誤魔化そうと、結構な間を空けてから"友達"の部分を強調して付け足す。

明らかに遅すぎる付言だ。


じわぁ、っと冷や汗が身体から滲み出る。

「私もお菓子食べようかな」とお菓子に手を伸ばした時、紗良が小さく笑みをこぼした。

伸ばす手が止まり、そのままの体勢で目線だけを紗良に向けると、可笑しそうに笑って肩を震わせていた。