倫太郎くんはこの事を知って何かするだろうか。

いや、人の弱みを握って痛いところを揺さぶるような人ではない。そこは安心できる。

ただ、どう思われたのかは気になる。

複雑な気持ちを抱いているだろう。

俺の近くで恋の三角形を作るな!って、迷惑がってたら申し訳ないなぁ。


もう、どうするべきなんだろうか。

私はどうするのが正しいのか。

自分は本当はどうしたいのか。


優先順位を間違えたら、全て狂ってしまう気がした。



シャワーを浴び終わると、すぐにベットに寝転がった。

何も考えたくなくて、深く深くベットに沈んでいくのだけを感じて眠りについた。