どんな恋でも繋いでみせます!


私たちはチケットで遊園地の中に入る。

瞬間、アナウンスの声や、アトラクションの音、子供のはしゃぐ声、風のように走り回る絶叫が耳に入り、4人で顔を見合せ楽しげに笑った。



「まずはどれ乗る!?」



目の前に広がる楽しい光景に、倫太郎くんがいつもより一層はしゃいで見せる。



「2人は?絶叫系とかいける?」



千崎くんが聞く。



「いけるけど、絶叫系ばっかりだと酔うから適度に」

「私はなんでも大丈夫」



あらかじめ千崎くんには紗良が乗り物酔いしがちなことは伝えておいた。

だけど、気が利く男としてまず最初に聞いたほうがいいとアドバイスをし、ちゃんと憶えていたのかそれを実直に実行する。