どんな恋でも繋いでみせます!

「え、ありがとう。あっ、お金」

「いいよ」

「えっでも……!」

「いいんだよ、サララン。俺たちが誘ったんだし!」



紗良は申し訳なさそうにしながらも、2人の善意を受け取り「ありがとう」と口にする。



「はい、填本も」

「……ありがとう」

「今日晴れてよかったな」



爽やかに笑う千崎くんを直視できなくて、慌てて目を伏せ手元のチケットを見つめる。

千崎くんが手渡ししてくれたチケット。初めて好きな人から貰った物。

この分の仕事はしなきゃ、と覚悟を決める。