朝礼で店長が

新しく真夏さんが入るので
真夏さん前に出てあいさつしてと
言われて真夏はみんなの前で


よろしくお願いいたしますと
あいさつをした。


朝の体操が始まった。


店長が部門があるんだけど
何か興味ある仕事ある？と聞かれると
花に興味ありますと言うと
じゃあ園芸部門やってみる？と
店長に言われた。
真夏はいいですよと言った。
店長決まりだねと言う。


部門によってリーダーがいるらしい
店長は園芸のリーダーに
わからないことあったら
色々聞いてと言われた。


園芸のリーダーは最初は切り花の水替と
店内の花と外の花の水やりをやってほしいと
言われた。


園芸のリーダーはそう言うと
真夏は水やり一生懸命やった。


そんな日が続くと
次から次へと仕事がすごく
増えて来たのを真夏は感じてきた。


園芸のリーダーと真夏は
花の手入れを一緒にしていると
ニチニチソウの花言葉知ってる？と
言われた。
真夏は知らないですと言うと
園芸のリーダーは
ニチニチソウの花が終わるのが
早いから
一瞬の恋って言うんだよとか
言ってきた。

真夏はへーと言った。

真夏は内心すごいとか
わざとらしく言うのが嫌いなので
そう言った。そもそも
仕事中 花言葉言う人嫌だなと
真夏は思った。


真夏は園芸の御局が
これまた厄介な奴だった。


炎天夏の中外の花の水やりを
やっていると最初は水やりやるが
途中でいなくなってどこにいるか
わからなくなる人だった。
それが毎日続く
それが通称園芸の消える魔女


ある日具合悪くなる真夏は
店内の水やりをやっていると

3人の御局が真夏の所に
ツカツカとやってきた。


花の水やり多いのよと
1人の御局が受け皿の水を見て
床にバシャっと水をぶちまけた。

通りかけたお客様は
ひぃと言って逃げるように
去って行った。
それが通称水の魔女。



これまた1番厄介な御局が
パワー型魔女
仕事は押し付ける
お客様の前でも何でも
怒り始める人だった。



真夏は店長に園芸が嫌だとは
言わずに
部門変えてほしいと店長に
言うと園芸には戻れないけど
いいの？と聞かれた。
真夏は別にいいですよと言った。
仕事出来るならありがたいですと
言った。



園芸のリーダーは
今まで辞める人はいたけど
部門変える奴始めてだとか嫌味っぽく
言われた。