真夏は電車
珍しく席が空いていた。


真夏は席に座った。


そしたら
電車の席で真夏の2つ3つ隣の席の人が
カバンからタッパーを取り出した。
茶色の何か食べ物かなと
真夏は視覚で何となく気になっていた。

そのタッパーを開けると
今まで嗅いだことのない臭いが
広がった。

真夏は何の食べ物かと
不思議に感じた。


電車の人は気づいてないみたいに
真夏は感じた。


真夏は怖くなった。


そしたら真夏に気がついたのか
その人はありえない角度で
首が曲がってこっちを見ているのを
真夏は感じとった。


真夏は心の中で
今ここで私を殺したりしたら
大事件になってあなたの正体
バレるよと言うと

その人は落ち着いた。


タイミング良く


〇〇駅〇〇駅到着しました~と
駅員さんのアナウンスが流れた。

真夏は降りる駅が来たので
その電車を後にした。