真夏は
何度もホームシックになった
1人でわんわん泣いた。


スマホで何時間も家族と
ほぼ毎日位電話していた。

真夏の家族は
辛かったら辞めて帰って来ても
いいんだぞと言われたが
せっかく学校に入ったから
諦めたくないと言った。

プレッシャーとストレスで
辛い真夏だった。

真夏のクラスの
派手なPOPの総柄の服の友達も
課題量の多さとホームシックで
辞めてしまうらしいと
言う話を聞いてしまった。

真夏のクラスの人数は
半分になっていた。

空席の机が多い教室は
何だか変な感じがした。

課題が溜まって
ついていけなくて
辛い気持ちは
真夏もわかっていた。

休みの日は課題あるからと
帰らないで課題をやる日も
あった。

田舎だから簡単に帰れる距離でも
なかったから帰れないと
帰ったらまた寮に帰りたくなくなる
と思ったからだ。

泣きながら課題を
やるような日が続いて
真夏は辛かった。

先生は
課題が残ってる人は来なさいと
集められた。

私は2つ課題が残っていた。

先生は
みんな大変だったのに
よくここまできたよねと言ってくれた。

みんなで
休みの間も来て
課題終わらせようと先生は
言ってくれた。

残ってるみんなで
進級しようと言った。

みんなそうだね!
頑張るって嬉しそうだった。

先生の気持ちに
真夏は少し涙が出そうだった。