「ううん………もとはと言えば私が顔出したんだし………雄斗は悪くないよ」

「香音………ありがとう
 高梨先生が……これで前に進めるのなら良かった」

「そうだね」

そして私は眠くなってきた

「雄斗………疲れた……眠い………」

「まぁそうだよな
 過呼吸起こしちゃってたし………今日はもう寝るか?」

「んー……でも今日が終わっちゃうのが嫌だ………明日、病院に戻りたくない………」

「そっか………でも疲れてるなら寝た方がいいよ
 明日は俺も用事ないから……午前中は香音がしたいことしよう?」

「雄斗といられれば充分だよ……」

「香音………お前、本当に可愛いな……」

「雄斗………もう限界…………おやすみ………」

そして私は雄斗に全体重を預けた

「…………っ!
 もう…………仕方ないなー
 香音、おやすみ」

そこで私の意識は途切れた