~香音目線~
「香音さんは………宮本とはどういう関係?
親戚…とか?」
フルフル
首を振った
「じゃあ……何?」
「………………」
「香音、言わなきゃわからないよ」
「………………私はその子のこと知りません」
「じゃあ……どうして知ってるの…?」
「…………………関口先生」
「………………っ!
そっか………関口先生……教師続けてたんだ………」
「……………………高梨先生も……その学校にいたってことですか?」
「そうだよ
香音さん良く分かったね」
「………………………」
「そっかぁ………関口先生、元気?」
「はい…………だよね、雄斗?」
「あぁ………てか何で関口先生?
高梨先生、関口先生のこと知ってるんですか?」
「まぁ……はい
最近、どうしてるのかは全くですが」
「そうなんですね…………それで……今回は何が…?」
「……………香音さんが凄く似てるんですよ…………あいつに」
「あいつって………宮本さん……でしたっけ?」
「はい
名前まで似てるし…………姉妹って言われても納得しちゃうくらいに」
「そんなに………」
「…………関口先生にも同じこと言われた」
二人の先生から言われるって………本当に似てるのかな……
高梨先生………私みた時驚いてたし………


