「………………っん」

俺はゆっくりと目を開けた

周りは明るかった

もう……朝か……………
久しぶりに良く寝れたー!


香音はまだ寝ていた

良く見るとうっすら涙の跡があった

香音………寝てても泣いてるのか………

きっと……いい夢ではなかったのかな………



俺は香音を起こさないようにスマホをとった



何か連絡は…………………っ!

嘘だろ…………よりによって……何で今日なんだ………


スマホを開くと呼び出しがきていた

急ぎで話し合いたいことがあるようで昼から会議をやるらしい


こういう呼び出しはあまりない

ある時は何か問題が起こった時

そうそうないんだけどな……………何で今日なんだよ………

香音がいるのに……………








俺は寝室を出て電話をかけた



プルルルル…………


「もしもし?」

数コールの後に出てくれた

「あっ、高梨先生朝からすみません……」