「どこに行くんだ?」
泣き止んだと思ったら急に動いた
「………………一人になりたい」
「……………………」
「離して…………」
「…………ならここにいろ
俺が出てくから」
「………………………」
「リビングにいるから
何かあったらいつでも呼んで」
そして俺は寝室を出た
香音………大丈夫だといいけど…………
何か抱えているなら話してほしいのにな………
何も知らないのが1番嫌だよ…………………
それに俺は…………
先生としてじゃなく、彼氏として香音と一緒にいたいんだよ…………
香音…………
俺はいつでも待ってるぞ…………
そしてこの日、香音が寝室から出てくることはなかった
次の日
「香音、仕事行ってくるな」
部屋の前でそう声をかけてから家を出た


