私の人生を変えてくれた人  ~もし君が生きてたら~ 前編












「どこに行くんだ?」

泣き止んだと思ったら急に動いた


「………………一人になりたい」

「……………………」

「離して…………」

「…………ならここにいろ
 俺が出てくから」

「………………………」

「リビングにいるから
 何かあったらいつでも呼んで」


そして俺は寝室を出た


香音………大丈夫だといいけど…………




何か抱えているなら話してほしいのにな………



何も知らないのが1番嫌だよ…………………



それに俺は…………



先生としてじゃなく、彼氏として香音と一緒にいたいんだよ…………






香音…………



俺はいつでも待ってるぞ…………































そしてこの日、香音が寝室から出てくることはなかった

























次の日


「香音、仕事行ってくるな」

部屋の前でそう声をかけてから家を出た