「じゃあ教えてー?
もう体調大丈夫なのか?」
「………………大丈夫」
「本当?
無理してない?」
「…………………………」
「香音?
辛いならベッド行こう?
勉強なんていつでもできるからさ」
「……………もう大丈夫だから」
「…………何でさっきから俺のこと見てくれないの?
俺のこと見て?」
「………………………」
「香音………病院行こう?
まだ辛いんだろ?」
「…………行かない」
「じゃあ和田呼ぶよ?」
「呼ばないで!」
「………………どうした?
急に大きい声出して
俺何かした…?」
「……………優しくしないで…………放っておいてよ…………」
「………………」
「もう嫌だよ………全部…………」
「香音…………」
「…………もういいから
一人にして」
「…………………ゃだ」
「…………」
「やだよ
香音を一人になんてさせない
何か抱えているなら俺を頼って」
「一人にして!」
「させない」
そして香音を抱きしめた
「お前には俺がついてる
何があってもお前といる」
「やめて…………」
「やめない
何を考えているのかは知らないけど、香音がどんなに俺を突き放そうとしても俺は離れないから」


