「雄斗……ごめん、もう大丈夫だから
だから離して…?
勉強しないと………」
「………変なことしない…?」
「しないよ
雄斗の服汚したくもないし」
「俺の服なかったら…?」
「それでもしないよ
あの夢は違ってるって分かったから」
「…………なら良いけど
何かあったらいつでも来いよ…?」
「分かってるよ
心配しすぎ」
「心配にもなるよ
急にこんなこと聞かれたら」
「……大丈夫
勉強するだけだから」
「ん………頑張れよ」
そして離してくれた
自分の部屋に戻り勉強に励んだ
夜もちゃんと寝る
雄斗と一緒に
そんな感じで1日1日と過ごしていった
そして迎えた文香の誕生日
「文香帰ろう!」
「うん!」
雄斗にこれから帰ると送り、文香と家に向かった


