私の人生を変えてくれた人  ~もし君が生きてたら~ 前編



「雄斗……ごめん、もう大丈夫だから
 だから離して…?
 勉強しないと………」

「………変なことしない…?」

「しないよ
 雄斗の服汚したくもないし」

「俺の服なかったら…?」

「それでもしないよ
 あの夢は違ってるって分かったから」

「…………なら良いけど
 何かあったらいつでも来いよ…?」

「分かってるよ
 心配しすぎ」

「心配にもなるよ
 急にこんなこと聞かれたら」

「……大丈夫
 勉強するだけだから」

「ん………頑張れよ」

そして離してくれた



自分の部屋に戻り勉強に励んだ





































夜もちゃんと寝る


雄斗と一緒に



























そんな感じで1日1日と過ごしていった


























そして迎えた文香の誕生日












「文香帰ろう!」

「うん!」


雄斗にこれから帰ると送り、文香と家に向かった