「…………まさか奏斗にもやってるんじゃないだろうな?」
「どーだと思う?」
「奏斗!!」
「…………触れてこねぇよ
一回も
ベタベタしてるのは文香だけ
後は誰にも」
「おぉ〜!
香音も良く分かってるじゃん!」
「…………ぜひとも文香以外にしていただきたいですね」
「ハハっ
文香ちゃんが良いんだよ
香音が本当に心開いてる証拠じゃん?」
「まぁそうなんだけどさ……………複雑なんだよ」
「仕方ない
それは文香ちゃんと香音が決めることなんだから
奏斗は諦めるか慣れろ」
「マジかよ………」
「それじゃ、飯作ってくるわ」
「おう
てか、香音は?」
「勉強」
「あっ、じゃあ様子見てこよー」
「手出すなよ?」
「出さねぇよ!」
そして奏斗は香音の部屋へ向かって行った
はぁ………
なんか疲れたな…………
よし、今度こそ作ろ!!
そして俺はご飯を作り始めた


