私の人生を変えてくれた人  ~もし君が生きてたら~ 前編


「……………」

「彼女が自分の服着てるの…………めっちゃそそられるんだよ………
 マジで俺の理性が…………」

「……ダメ…?」

「あー……いやー………ダメじゃない
 ダメじゃないけど………
 あぁぁぁ…!
 お前のせいだからな!!」

そしてキスをされた


何度も…………



何度も…………………








「ゆ……と……………」

「………ごめん
 やりすぎた」

「……大丈夫だよ…………」

「ごめんな………
 凄く似合ってる
 俺の彼女って感じする」

「………雄斗の彼女だよ?」

「ハハっ、可愛いな
 香音が俺の服着てるの見ると………本当にヤバいわ………
 てかハマりそう………」

「…………雄斗が貸してくれるなら毎日着るよ…?」

「マジかよ………うわっ………最高………
 ここは天国かよ…………」

「フフッ、大袈裟」

「よし、いつでも貸すから着ろ!
 香音を堪能する!!」