学校ではみんなが温かく迎えてくれた



何事もなかったかのように






文香も元気そうで良かった








そして学校はあっという間に終わってしまった



1日を過ごして分かったこと


文香は確かに奏斗先生を避けている


何があったのかな………

「ねぇ文香」

「ん?どうした?」

「あのさ、来週の金曜日遊ぼ!
 それで泊まっていってよー」

「えっ………でも……雄斗さんは?」

「良いって!
 雄斗も文香に会いたがってたよ!」

「んー…………まぁ雄斗さんが良いなら………
 外泊届け出しとけばいい?」

「うん!
 よろしく!!
 ご飯は雄斗が作ってくれるって」

「おぉ………何から何まで……ごめんね」

「全然!
 てか私が文香と遊びたいのー!!」

「香音………」

「文香大好き!
 もう離さない!」

「何彼氏っぽいこと言ってんの?」

「文香は私が守る!!」

「ハハっ
 ありがとう
 私も香音大好きだよー」

「文香ぁ…!」