それからしばらくして香音は俺の腕の中で眠りに入った


しかもぬいぐるみを抱きしめてる


可愛い…!

気に入ってくれてるのかな…?


そうだと良いな…!





そして家に向かった







































































家に着くと香音をベッドで寝かせ、家中の刃物を集め鍵のかかる棚へ入れた


これでもし、何があっても香音は切れない


もしがなければ良いけど…………


ベッドに腰掛け、香音が起きるのを待った





















































それから1時間程して香音は起きた

「香音、おはよう」

「……………………」

「どう?気分は」

「………………イルカ………」

「イルカ…?
 あぁ…ぬいぐるみね
 はい、ここにあるよ」

香音の手から離れてしまったのを見つけて枕元に置いておいたのだ

「……ん…………」

イルカのぬいぐるみを見つけた途端、ギュッと抱きしめていた

「イルカさん、気に入ってくれた?」

「………………………」

何も言わない………しかも背中向けられちゃった………