私の人生を変えてくれた人  ~もし君が生きてたら~ 前編


「もう……返事だけはいいんだから……
 ちゃんと食べて寝ろよ」

「………雄斗いない?」

「そりゃな
 時間になったら俺は帰るよ
 仕事もあるし」

「………学校………入院どのくらい…?」

「さぁな
 香音が自分で食べれるようになったら出来るんじゃないか?」

「………………」

「頑張るんだろ?
 俺の写真もらうんだろ?」

「…………………うん」

「よし、頑張ろうな」

そして香音の頭を撫でた





その後、病室に移動した


























































入院してから3日が過ぎた


「下山、ちょっといいか?」

「ん?
 何だ?」

香音の病室に行く途中、和田に声をかけられた

「あのさ………香音ちゃん、どうやったら寝るの?」

「どうやったらって………寝てるんじゃないのか?」

「………目の下のクマ、全然消えないだろ
 気にならなかった?」

「まぁそれは思ってたけど………」