玲於くんの意地悪な顔にもきゅんとしてしまう私はもう重症なんだと思う。



「じゃ、行こっかあ」



2人で手を繋いで晴天の夏日の中、歩き出す。



こんな幸せが続けばいいな、と思いながら。