窓から差し込む麗らかな太陽の光に眠気を誘われて、うとうととしてしまう。



「朱那ちゃん〜?手が止まってるよー?」



大好きな声が耳に届くと、私は重い瞼をこじ開ける。



「……玲於くん」



私、水上朱那(みずかみ しゅな)と目が合うとふにゃりと優しく笑ったのは、2つ下の後輩彼氏の千賀玲於(せんが れお)。