それに少し微笑むが内心強ばっていないかと心配した。



「こちらメニューになります。お決まり次第、呼んでくださいね」



メニューを渡すと足早に退散した。



はぁ、焦った……萌々ちゃんに会っちゃった。



バイトの後、これから玲於くんに会う約束をしているため余計に不安が煽られる。



他のお客さんに呼ばれてしまい、彼女たちからひとつ離れた席に向かう。