夏休みが明けて数日。今日から本格的に学校祭の準備が始まる。
私が生徒会に入ってはや、三ヶ月。初めは書類整理などの事務作業を中心としていた仕事にも慣れ、現在は生徒会長たちと行動をともにすることが多くなった。
生徒会の仕事の中で一番欠かせない仕事、それはーー
「見つけましたよ、柊季さん!」
「あ、おはよう天音」
呑気にあくびして私に手を振るのは生徒会長の木影柊季さん。
ここは学校の屋上。普段は先生方と生徒会本部のメンバー以外は立ち入りを禁止している。
それをいいことに、柊季さんよくサボって昼寝をしていた。
そう、私の仕事は柊季さんを探し出すこと。生徒会の一般メンバーの中でも特例の仕事だ。
私が生徒会に入ってはや、三ヶ月。初めは書類整理などの事務作業を中心としていた仕事にも慣れ、現在は生徒会長たちと行動をともにすることが多くなった。
生徒会の仕事の中で一番欠かせない仕事、それはーー
「見つけましたよ、柊季さん!」
「あ、おはよう天音」
呑気にあくびして私に手を振るのは生徒会長の木影柊季さん。
ここは学校の屋上。普段は先生方と生徒会本部のメンバー以外は立ち入りを禁止している。
それをいいことに、柊季さんよくサボって昼寝をしていた。
そう、私の仕事は柊季さんを探し出すこと。生徒会の一般メンバーの中でも特例の仕事だ。