【完】保健室の天使は、天然な生徒会長のトリコ

震え、動悸や過呼吸が私を襲い、教室から聞こえてくる笑い声が心を恐怖心に囲いこんだ。


「天音ちゃん…!!大丈夫?」


「だい、じょうぶ…」


心配して一花ちゃんが手を握ってくれた。しかしそれでも症状は変わらず、益々体調が悪くなっていった。


「やっぱりやめた方がいいよ。こんなになるまで頑張ることない!少しずつ、やれる事増やしていこう。ねっ?」


「待て一花。それはお前の気持ちだろ?天音、お前はどうしたい?なぜ、生徒会に入った?」


「わたし。私は…」


今この瞬間も私は乗り越えたい気持ちがある。強くなりたい。もう、過去に囚われないで先に進みたい。


それでも身体は正直だ。あの時の怖さをこれでもかってほど思い出させてくる。今でもこの場を逃げ出したい。


安心出来る場所に戻れば、私は傷つかないで済む。