【完】保健室の天使は、天然な生徒会長のトリコ

「仕事の件さ、どう思った?」


「…正直戸惑いました。まさか、こんなに早く自分のクラスに行くことになるなんて、思っても見ませんでしたから」


「ごめん。なるべく早く行動に移した方がいいと思って。辛いならやめても」


「やめません!」


「天音…?」


「柊季さんがせっかく私のために与えてくれた仕事、ここでやめるわけにはいきません。チャンスなんです。怖くて進めなかった壁を超える、僅かなチャンス。これを逃したら私は…」


二度と戻れる保証はない。今まで諦めてきたことはここを乗り切ればやり直せるかとしれない。


何度も夢みた学生生活を。その時は柊季さんと一緒に過ごせたらいいな。


「なら、一つ約束してくれ」