【完】保健室の天使は、天然な生徒会長のトリコ

会話をするのが久しぶり、だから?近づいた距離と私の心はまだ追いついていないんだ。


片付けを終えれば鎖骨まである髪をいじったり、リュックにものを詰めながら落ち着きがなく、ソワソワするばかり。


「落ち着かない?俺といるの」


「いえ、そんなことはなくて。実は会長と久しぶりに話してなんだか緊張しちゃって」


「戻ってるよ」


「え?あ…!い、柊季さん」


「うん。よく出来ました天音」


やっぱり名前を呼ばれるのも、呼ぶのも


「慣れないよね。お互い」


「柊季さんも?」


「うん。なんだか照れくさい。皆は自然に呼んでいるのに。はは、何でだろう?」


良かった。私だけじゃなかったんだ。少し安心した。