【完】保健室の天使は、天然な生徒会長のトリコ

「早速だが、天音には仕事をしてもらう」


「どんな仕事でしょうか?」


「夏休み明けから本格的に学校祭の準備が始まる。そこで明日、一学年全てにこのプリントを配り、注意事項などを説明してもらいたい」


一学年、全部。それって…


「ーー待っていぶくん!天音ちゃんにはまだハードルが高すぎるよ!」


自分のクラスには入学して1ヶ月も行けていなかった。一花ちゃんの言う通り、私にはハードルが高い気がする。


「天音はどうしたい?」


「私?私は…」


生徒会に入ったのは自分の殻を破って、一歩を踏み出し、最終的にクラスに行けるようにすること。


ここで断ったら、それは一生達成出来ない。せっかくのチャンスと信頼を失ってしまう。