「大丈夫。何も心配する必要はない。瀬名さんが生徒会へ入りたい気持ちをぶつければいいんだ。さぁ、いっておいで」


「はい!」


木影会長たちに背中を押してもらい、私は生徒会に入るための面接の場へと向かった。


私が生徒会に入ってやりたいこと、今後の自分の学生生活を見直すためにはと、様々な質問を受け答えして、この日を終えた。


これから数日間、職員会議で審議が行われる。生徒会に入りたいという強い意志、素直な気持ちを全て伝えることができたけど、不安は大きい。


私はみんなと違って保健室登校の身。これが大きなデメリットとなる。クラスに貢献しないで、生徒会に入ろうなんてこんなの許されるはずがないことなんだ。