【完】保健室の天使は、天然な生徒会長のトリコ

指をさしたのは予想通り私だった。嫌な予感が的中。この人一体何を考えてるの!?


「瀬名天音に生徒会の仕事を体験してもらう。内容は木影柊季を見つけろ。どうだ?やりがいあるだろ?」


「なるほど」


「それは名案だな。颯太にしてはいいアイディアだ」


二人とも納得してるけど、それは生徒会の仕事なの?木影柊季を見つけるって何?!


全然生徒会の仕事じゃないじゃない!


「それって生徒会と関係あるんですか?」


「「「ある!」」」


三人同時に言わなくても…。木影会長はどれだけ皆さんに迷惑かけてるのよ。


「はーい!私が説明します。あのね、いぶくんって本気出すまでに時間がかかる、迷惑な天才なの。仕事は後から巻き返せるからってサボってどこかへ行っちゃうし。それでいつも私たち三人が探しているんだけど、毎日違うところにいるからそれはもう、大変なんだ」