【完】保健室の天使は、天然な生徒会長のトリコ

もっと頑張らないと。会長の隣にいるためには私自身が殻を破って、その成長した姿を見てもらうしかない。


今のままじゃ、ダメなんだ…。


「ーー行っちゃった。いい子なのね天音ちゃん。他の子とは大違い。純粋にいぶくんのことが好きなんだね。いぶくーん、出ておいで。天音ちゃん行ったよ」


「俺は犬かよ。いつから気づいていた」


「最初から。いぶくん昔からかくれんぼヘタだよね」


「一花が見つけるの上手いだけだろ?」


「天音ちゃん、生徒会には入らないって。隣に置いておきたいなら、自分から強引に誘えばいいのに」


「それはダメだ」


「なんで?生徒会長の権限使ったら直ぐに周りは納得。いぶくん目当ての子たちも諦めると思うよ」