【完】保健室の天使は、天然な生徒会長のトリコ

「そうか、残念。でも瀬名さんのお弁当が食べれるからいいっか」


うぅ…出来ることならしたかった。私の根性なし!


「うん、美味しい…!瀬名さん料理上手だね。お母さんに習ったの?」


「はい。昔から最低限の家事は叩き込まれていて。その中でも料理は得意な方で」


両親が仕事でいない時は、自分で作ることが多かったから自然と上手くなっていった。それがここで役に立つがきたなんて。ママありがとう。


「へぇー。じゃあ、たまにでいいからお弁当作って欲しいな。この通り俺のお昼は購買で済ませることが多くて」


生徒会で忙しいから軽食で済ませているんだろう。確かに栄養のバランスとしては足りない。


たまになら、朝が苦手な私でも出来る。お世話になりっぱなしだし、少しでも力になれるなら。


「分かりました。会長のお弁当作り、引き受けます。なるべく毎日頑張って作ってきますね」