【完】保健室の天使は、天然な生徒会長のトリコ

「こうやって休むのも仕事の一つだよ。生徒会長としてじゃなくて、彼氏として俺に頼ってよ。そしたらこうやって抱きしめて、甘えさせるから」


「甘えたいですよ。たくさん。けど、こんなことばかりしてちゃ、他の生徒に示すがつかないし、託してくれた浅田さんにも申し訳なくて…」


彼の腕の中にいると、自然に本音が出てくる。甘えることに対して、ずっと我慢していた私は止まらなくなってしまった。


「そんなに肩に力入れないで。俺たちはいつもの天音を必要としているんだよ。しっかり者もいいけど、優しくて思いやりを忘れない天音が俺たちは好きなんだ」


確かに副会長になってから責任感が強くて、そんな余裕が無くなっていた。見本にならなきゃいけない、失敗をすれば誰かに迷惑をかけることになる。