【完】保健室の天使は、天然な生徒会長のトリコ

この人になら、話してもいいかな。昔の自分を。


「木影さん」


「どうしたの?改まって」


「私の昔の話、聞いてくれますか?」


私が保健室登校をしている理由。この話を聞いて、木影さんはどう思うか。不安でいっぱいだけど、いつかは話さないといけない。


この人には知っていてほしいという思いが強かった。


「うん、聞くよ。ゆっくりでいいから、瀬名さんのペースで話して」


「ありがとうございます。…私、この顔が嫌いなんです。昔からきれいな顔だねってよく言われるんですけど、その言葉も顔以上に嫌い、というより怖いんです。言われるのが」