【完】保健室の天使は、天然な生徒会長のトリコ

「私は凄いと思います。木影会長のこと。だって…」


「ーーごめん、瀬名さん。隠れて!」


「え?えぇ!?」


わけがわからないまま、私たちは花壇近くの物陰に息を潜めながら隠れた。


「あの」


「しっ!今見つかったらまずいんだ」


会長の後ろからゆっくり顔を覗かせると、そこには何かをさがしてる2人の女子生徒がいた。


「ほんとに木影くんいたの?」


「いたよー。なんか知らない女の子と一緒に」


私のこと!?あの人たちってもしかして木影会長のファンの子たち?


「見間違えじゃない?生徒会の人って可能性だってあるんだから」


「そうかな?」


「そうだよ。さっ、早く帰ろう」


「う、うん。ほんとに居たんだけどなぁ」