【完】保健室の天使は、天然な生徒会長のトリコ

「天音ちゃん、その前に膝貸して」


「膝!?いいけど…」


ソファーに寝そべっていた一花ちゃんは私の隣に座って、膝に寝転び始めた。身体を丸めて寝転がる姿はまるで子猫のよう。


「天音ちゃんさ、いぶくんに膝枕したことある?」


「ないけど…」


やっぱり一花ちゃんの様子が変!こんなこと今までなかったのに。何というか弱々しい。こんな一花ちゃん見たことない。


「羨ましいな」


「えっと…」


ここまでテンションが違うと調子狂うな。これは浅田さんと何かあったとしか思えない。


「あの」


「けーくんね、最近私と一緒にいてくれないの」


まさかとは思っていたけど、本当に。この二人は絶対にないと確信はあったはず。けど、一花ちゃんのこの様子からすると…。