【完】保健室の天使は、天然な生徒会長のトリコ

太陽って柄じゃないんだけどな。鏡なんて見ないから自分の笑った顔なんて知らなかった。なんでも見てるんだな。


「俺も思ったよ。颯太が笑う自然に周りの人が笑顔になる。どれだけ大きいケンカがあってもお前がいるだけで明るくなれるんだよ」


「気づかなかった。笑っていれば、物事が解決するって思っていたのは正解だったんだな」


もちろん笑っているだけじゃ、解決しないこともある。「なんで笑ってるんだよ!?」って怒られたこともあった。


それでも俺は笑っていた。今のでも自信を持つことが出来たよ。天音、お前のおかげだ。


俺ももっと、周りを見れるようにならないとは。今度は俺から手を差し伸べるんだ。


その時は俺が太陽のような笑顔にさせてみせる。