【完】保健室の天使は、天然な生徒会長のトリコ

「…実は昨日、颯太に好きだって告白されて。私、どうしたらいいか分からなくて」


「なるほどね。それで二人の様子が変だったのか」


「颯太は私の大切な友だちの一人です。けど、それを伝えてしまったら彼をキズつけることになるかもって。柊季さん、私はどうしたらいいですか?」


「天音は天音の気持ちを素直に伝えるといいよ。その方がお互いのためになる」


「でも、それだと颯太は…」


いつも明るい振る舞いをする颯太が落ち込むのは見てられない。あの時、私に伝える時だって苦しそうな顔をしていた。


別れる時も早くその場から去りたかったのか、私の言葉を聞かずにさっさと帰ってしまったし。


颯太自身もキズつくことを恐れている。きっと、私より深い傷を負うことになる。