【完】保健室の天使は、天然な生徒会長のトリコ

「平気だ。行くぞ」


大丈夫とは言っていたけど、明らかに様子が違った。なにか私に出来ることがあるなら力になりたい。大切な友だちをほっとく訳にはいかない。


「ここでいいよ。ありがとう送ってくれて」


「これくらいお易い御用だ。ちゃんと暖まれよ。風邪ひかせたなんて知られたら、柊季に何を言われるか分かったもんじゃない」


「すぐにお風呂に入るから大丈夫だよ。…颯太、さっきのことなんだけど、本当に悩みとかない?何かあるから話してよ。私たち、友だちでしょ?」


「…友だちか。天音にとって俺はそれ以上の存在にならないか」


颯太?


「天音はさ、柊季じゃなくて俺が隣にいることを想像したことある?」