【完】保健室の天使は、天然な生徒会長のトリコ

そんなことを一日中考えていたら、あっという間に下校時刻になっていた。


課題のノルマはいつもの半分も終わっていない。こんな調子のせいか、養護教諭の先生から担任の先生にまで心配される事態になってしまった。


今の私はただの恋する乙女。自分でも驚くほど、木影会長に惚れ込んだみたい。


明日も会えるかな。生徒会は忙しいからそんな簡単にはいかないか。


「ん〜っ!帰ろう」


これからも会える機会なんていくらでもある。その時までに何か話せる話題をひとつでも多く考えておこう。


何がいいかな?私の好きなものは自分語りになってつまらなそうだし、かと言って会長ばかりに話題を振ってもらうのも申し訳ない。