【完】保健室の天使は、天然な生徒会長のトリコ

「じゃあ、俺らも行くか」


「よろしくね福永くん」


「颯太でいいよ。俺らもう、遠慮しなくていい仲なんだから」


「うん、颯太。改めてよろしく」


生徒会会計の颯太。五人の中で一番熱い心を持っている熱血タイプ。よく運動部の助っ人やボランティア活動に力を入れている。


中庭の手入れ方法は箒ではいて、枯葉や枝をまとめてゴミ袋に入れ、枯れてしまった花々を抜いて土を整えるところまでが今日の作業。


「後日、いつもの業者が入ってたまた花が植えられる。ハロウィンが近いからオレンジや紫、秋らしい色の花が入るみたいだ」


「もうそんな季節かぁ。早いね」


「なんか年寄りくさい」


「ひどい!季節を感じるのはいいことだよ。颯太には感受性ていうものは無いの?」


「お前もなかなかひどいこと言うな…。それにだってそれくらいはある」