【完】保健室の天使は、天然な生徒会長のトリコ

「別に気にしなくていいんだよ。天音ちゃんはいぶくんの彼女なんだし」


「で、でも…」


相談を試みた私だったが、一花ちゃんは驚く様子がなく、妙に冷静さ彼女に拍子抜けする。


「知ってる?いぶくんさ、天音ちゃんが告白される度にその相手睨んで、近くで見ていた人に口止めしてるんだよ。独占欲強いにも程があるわよ」


柊季さん、私の知らないうちにそんなことしてたんだ。だから前のように噂話になってなかったのか。


「それにしてもやり過ぎだけどね」


「そうだね。私のためにしてくれるのは嬉しいけど、柊季さんが嫌われ者になったら嫌だな」


「天音ちゃん優しい。いぶくんの彼女にしておくのは勿体ないくらい。いっそ私の彼女になってほしいくらい」


「ふふっ。そんなこと言ったら浅田さんが悲しむよ?」


「そっか。けーくんを悲しませたら可哀想だもんね」