【完】保健室の天使は、天然な生徒会長のトリコ

「おはよう萩野さん」


「おはよう…」


もちろんあの時のことは許されることじゃない。けど、萩野さんたちには私のようになって欲しくなかった。


萩野さんとは一花ちゃんたちと同じように接する。そう決めていた。


通常授業が始まり、テストに受けてまた勉強が始まる。初めて受ける授業はスピードが早く、ついて行くのがやっと。


予習復習はしていたつもりだったけど、このままではテストに間に合わないと危機感を感じた。


「慣れるまでは大変だろうけど、天音なら出来るよ。保健室登校の時は学年10位以内には入ってたんだし」


「そうですけど、思ったよりハードで。あの時は自分の時間を最大限に優先してきたけど、今は沢山友だちと遊びたいし、柊季さんとも沢山出かけたい。やりたいことがどんどん増えていくんです」