【完】保健室の天使は、天然な生徒会長のトリコ

「よく分かったよ。天音の気持ち」


怒ってる…?優柔不断だったから私は大切な人を怒らせてしまった。今から私はその罰を受けるんだ。


仕方ないよね。これが結果なんだから。全て私が悪い。私がきちんと意志を伝えていれば、こんな事にはならなかったんだ。


「…好きだよ」


「え?」


一瞬、時が止まった。私は今、何を聞いてたの?空耳?柊季さんは今、何を私に言ったの?


「俺はキミが好きだよ天音」


「そんな…!嘘、うそよ。柊季さんが私を好きだなんて、ありえない!私は信じないから!」


「じゃあ、これで信じて貰えるよね?」


何度もこの腕に抱きしめてもらったか。その度にたくさんの勇気を貰った。そして今、この腕の中で想像を超える出来事が私に起きていた。