【完】保健室の天使は、天然な生徒会長のトリコ

一花ちゃんが前に嫉妬について話していた。こういうことだったんだ。胸がザワつく、胸が痛い、欲望が全て溢れ出してこんな風に相手を苦しめて。


最低だ、私。好きな人にここまで言う必要ないのに。全部私が悪いんだ。初めから迷わず柊季さんを誘っていればこんな事にはならなかった。


取り返したい時間は今までで沢山あった。辛いこと、悲しいこと、孤独だったあの時代に戻れたらやり直したいなんて思っていた。


だけど、私が本当に取り戻したいのは大好きな柊季さんとの時間だ。


もし、あの時誘うことが出来ていたなら、こんな事にはならなかった。その時間を戻せるのであれば、戻したい。


柊季さんの隣はあの子じゃなくて私があなたの隣に立ちたかった。