【完】保健室の天使は、天然な生徒会長のトリコ

イチゴ飴なんてどうでも良かった。本当は柊季さんと一緒にゲームに参加したかっただけなのに。


それなのに…。


「私はどうしてこんなにも弱いのよ…」


「天音は弱くないよ」


「柊季さん…?」


どうしてここに?今は目を合わせたくない。泣きている姿なんてもう、見せたくないのに。また心配かけるだけなんだから。


「さっきはごめん。天音の気持ちを考えないで他の子とゲームに参加してしまって」


「私のことなんてほっといてください。それより、あの子はいいんですか?随分親しそうでしたけど」


こんなトゲのある言い方…。また柊季さんをキズつけてしまうって分かっているのに。上手く言葉が出てこない。