【完】保健室の天使は、天然な生徒会長のトリコ

「怖っわ…」


「まじで鬼だ」


「ふふふっ」


もしも私がこの四人と昔からの知り合いだった今のようなことが起こって同じように笑っているだろう。


けど、今この瞬間が楽しければ、出会っていた時期なんて関係ない。


私が楽しいと思える瞬間は今、この時なんだから。


「よーしせっかく来たんだ。俺のクラスの出し物を楽しんでいかないとは言わせないぞ」


「確か福永くんのクラスは夏祭りだっけ。装飾も凝っているよね。本当のお祭りみたい」


看板だけじゃなくて、設備や黒板に描かれたアートまでお祭り一色。ここにいるだけでワクワクした気持ちになる。


「そうだろ。毎日頑張って仕上げたんだ。褒められないはずがないんだからな」


「私イチゴ飴食べたーい!」


「あ、私も!」