【完】保健室の天使は、天然な生徒会長のトリコ

私が保健室登校を辞める日は近い。そしたらクラスの人たちとの時間が増えて、生徒会に行く時間も減ってしまう。


一般メンバーは基本、会議にしか参加しない。今までが特別だっただけで、これからは違うんだ。


手伝いたいと思うなら、簡単に生徒会に行ける。けど、そうすれば前みたいな事件を引き起こす危険性がある。


また皆を巻き込んで、迷惑かけてしまうかもしれないんだ。


それでも会えないのは


「寂しい」


「天音?」


「私も柊季さんに会えないのは寂しいです。でも仕方ないですよね。お互い、忙しくなりますし。柊季さん来年受験だし。少しの時間でも会えれば私は満足です」


作り笑顔までして私はこんなこと伝えたかった訳じゃない。本当は毎日一緒にいたいって思ってる。


わがままなんて彼の前では言えない。甘えるのはやめなきゃ。いつまでも柊季さんのお世話になる訳にはいかない。