【完】保健室の天使は、天然な生徒会長のトリコ

「ここに生クリームで飾れば…出来上がり!」


「すごーい!瀬名さんって本当に料理上手だね」


「そんなこと。カフェの写真とか参考にしてやっているだけだよ」


「ううん。瀬名さんは凄いよ。正直いてくれなかったら、売り物にならないところだったし」


クラス内で他愛のない会話が増えた。こうやって気軽に話してくれる人、私を頼りにしてくれる人。


心を少しづつ開くことで打ち解けてきたのを実感する。


憧れていた学生生活がようやく送れるようになった。


忙しい合間の休息は生徒会専用の中庭でお昼ご飯を食べること。この日も私は柊季さんと一緒に過ごしていた。


「晴れてよかったね。天音のお弁当がより美味しく感じられる」