ありがとうと伝えられない。笑って見送ることしか出来ない。
「天音、そっち行ってもいい?」
頷いて返事する。腕が当たりそうなるくらいの距離まで近づいてきた。拳を力強く握った手を取り、大きな手で包み込んだ。
「俺の方見れる?」
語りかける声は身体の力が抜けるくらい優しく、自然とその方を向いていた。
「いい子だね」
どうして?柊季さんの声を聞いた途端、涙が止まらないの。さっきまで強ばっていた私の身体は無気力となって今まで我慢していたものが抜け落ちる。
一花ちゃんや浅田さん、福永くんにも、もちろん柊季さんにもこんな姿見られたくなった。
でももう、我慢出来ないの。この人の前では私、素直でいたい。安心出来る私の居場所だから。
「天音、そっち行ってもいい?」
頷いて返事する。腕が当たりそうなるくらいの距離まで近づいてきた。拳を力強く握った手を取り、大きな手で包み込んだ。
「俺の方見れる?」
語りかける声は身体の力が抜けるくらい優しく、自然とその方を向いていた。
「いい子だね」
どうして?柊季さんの声を聞いた途端、涙が止まらないの。さっきまで強ばっていた私の身体は無気力となって今まで我慢していたものが抜け落ちる。
一花ちゃんや浅田さん、福永くんにも、もちろん柊季さんにもこんな姿見られたくなった。
でももう、我慢出来ないの。この人の前では私、素直でいたい。安心出来る私の居場所だから。



