「今だって生徒会にいるのはあの、木影会長に言いよるためでしょ?高校生にもなって恥ずかしい人」
言い返そうとした。昔の自分には考えられないこと。返そうと思っても怖くて、黙るばかりで下を向いて、その度に逃げて。
だから出来ると思ったんだ。今の私はあの時の私じゃない。そう、思っていたのに。
声が出なかった。手足が震えて、過呼吸になっているのに気づいた時にはもう、声を発することはできなくなっていた。
身体は正直だ。あの時の恐怖を覚えている。心のキズは決して、消えることはないんだ。
「天音ちゃん大丈夫?」
声を出すことが出来なくなった私は首を使ってしか返事が出来ない。
伝えたいことがあったらスマホを使ってメッセージを送る。
「天音!!」
言い返そうとした。昔の自分には考えられないこと。返そうと思っても怖くて、黙るばかりで下を向いて、その度に逃げて。
だから出来ると思ったんだ。今の私はあの時の私じゃない。そう、思っていたのに。
声が出なかった。手足が震えて、過呼吸になっているのに気づいた時にはもう、声を発することはできなくなっていた。
身体は正直だ。あの時の恐怖を覚えている。心のキズは決して、消えることはないんだ。
「天音ちゃん大丈夫?」
声を出すことが出来なくなった私は首を使ってしか返事が出来ない。
伝えたいことがあったらスマホを使ってメッセージを送る。
「天音!!」



