「フクロウか。なるほど、いい鳥だ。それじゃあ瀬名さんは…」
私のことを覗き込む木影会長はまさかに王子様。近くで見れば見るほど、きれいな顔立ちと吸い込まれそうな瞳。
こんなのみんな好きになるに決まってる…!現に私も、鼓動がうるさいくらい大きい音が身体中に響いている。
「きれいな翼を持つ、小鳥かな。瀬名さんって顔きれいだし」
「きれい?」
「うん、とても。…どうしたの?」
「いえ、別に…」
“きれい”か。もったいない言葉。私には似合わないよ。
私のことを覗き込む木影会長はまさかに王子様。近くで見れば見るほど、きれいな顔立ちと吸い込まれそうな瞳。
こんなのみんな好きになるに決まってる…!現に私も、鼓動がうるさいくらい大きい音が身体中に響いている。
「きれいな翼を持つ、小鳥かな。瀬名さんって顔きれいだし」
「きれい?」
「うん、とても。…どうしたの?」
「いえ、別に…」
“きれい”か。もったいない言葉。私には似合わないよ。



